日本経済と結婚率の関係
日本における結婚率の減少は、男女の結婚に対する考え方の変化だけといえるのでしょうか。社会の構造に理由はないのでしょうか。社会的な理由の一つとして、生活習慣の変化が挙げられます。雇用形態によって労働がふきそくになっています。会社自体は24時間動いています。その中でそれぞれの割り当てのシフトによって働くため、各人がばらばらな動きになっているのです。
大半の人が同時に働くという時間が少なくなり、夜勤などの増加によって男女の出会い環境がなくなってきているのです。一緒にいる時間が少なくなってしまえば、出会いの機会も当然ながら少なくなっているのです。異性との出会いはもっと減少しているといえるでしょう。結婚率の減少の背景には、このような社会の労働形態の変化があるということは間違いないでしょう。
もう一つの社会学的な観点からの理由があります。それは、正社員雇用ではない雇用形態の増加です。派遣社員やアルバイト、パートといった雇用が増えていることが結婚率を減少させているといわれています。収入が安定しないということになり、結婚への不安が大きいのです。結婚するには、ある程度の安定した収入を確保しなければなりません。社会的に見ても、結婚しにくくなっているといえます。
日本全体が住みにくくなったということも、よく聞きます。現代の日本においては、様々な不安材料があります。経済的な不安、雇用問題などを始めとして、老後の不安といったものがありますから、結婚どころではないといえるのかもしれません。
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